ついにつきたり

あたまがクルクル、クルクル。目がまわっています。

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きのう引用するつもりでしたが、頭のククルクルのせいで一日遅れました。
きのうは太平洋戦争において、ガタルカナルから一週間にわたり3団に分かれて撤退した最後の集団が島を離れた日だったそうです。
毎日新聞2月3日余録『「粉味噌も遂につきたり…』から一部を引用します。

 「粉味噌(みそ)も遂(つい)につきたり、明日よりは、塩ふりかけて粥(かゆ)はすすらむ」「米なくば椰子(やし)をくらいて、椰子なくば草の葉嚙(か)みつ闘いて止(や)まじ」。餓島と呼ばれた南太平洋のガダルカナル島で米軍と戦った日本軍兵士の和歌である▲2万人の死者のうち4分の3は病死や餓死とされる。敗勢が決定的になると、生き残ったジャングルの「ヒョロヒョロの兵士」たちに非常招集がかけられ、1万人が撤退を迫られた。80年前の2月上旬のことだ

このあと撤退を転進と表現した「戦争のウソ」から、今のウクライナとロシアの話になります。
もうガ島は死語なのかなぁ。

 昭和十九年大寒或る眞晝乾電池かじらむとせしこと   (塚本邦雄:魔王)

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