ウーグヒ

日野ノスタルジアなお。

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家庭画報のサイトに『新連載「季節のオノマトペ」。ウグイスの声は、いつから「ホーホケキョー」?』(2023/01/05 山口仲美(日本語学者))があって、

ずっと昔から、日本人はそう聞いてきたんじゃあないのと私たちは何となく思っています。
違うんです、江戸時代からにすぎません。古くはウグイスの鳴き声を「ウーグヒ」と聞いていた。だから「ウグヒス」という鳥の名がついたのです。


とあって、へぇ~と検索したら、認定NPO法人 産業クラスター研究会というサイトの『禅と鶯』(Posted in まちかど文庫, エッセイ on 1月 7th, 2018 新井 記)という記事に、

・・・その鳴き声「ホーホケキョ」は「法法華経」という漢字が当てられ、・・・法華経という経典が存在して初めて鶯の鳴き声は存在するのである。また、仏教には「三宝」という言葉があるが、・・・この三宝の「法」が「ホーホケキョ」の「ホー」に当てられたのである。

 とありました。そして室町前期には「ホケキョ」だけが聞きなされ、室町後期に「ホー」の前句を蓮如が「(鶯は)法ほきゝよとなくなり」と言ったとか。また室町末期の細川幽斎の狂歌に「ホフ法華経」という句が見られるが感心するために使われた言葉としての「ほう」であろうと。

知恵がついたけど何の役にたつのだろうと思いましたが、このサイト内にはウグイスの話題が豊富で、いろいろ勉強になります。pithecantroupusは覚えてもすぐ忘れるから、勉強のやりがいがあります。(笑)

 鶯の飛ぶさま見しや土木技師横光梅次郎長男利一   (塚本邦雄:汨羅變)

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