望蜀

おおらかな気持ちで見てやって下さい。(笑)

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きのうの2枚目を色付きで。
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きのうの丸谷才一、木村尚三郎、山崎正和による読書鼎談シリーズから朝日新聞学芸記者百目鬼(どうめき)恭三郎『読書人 読むべし』の巻を引用します。鼎談したのは多分38年前。

山崎 (木村が著者自身の内に潜む、激しい情念に言及したのを受けて)その激しい情念というのはおもに何にむけられたものなのか? 先ほどの(読書には3つのタイプがあるとした)私の分類からいいますと、一番目の功利的目的論的な読み方に対する反骨だと思うんです。功利的といっても、何も産業社会に奉仕するということばかりではなく、人生をよく生きる、自我にめざめるというようなことも含まれるんですね。そういう態度が日本では”教養主義”とよばれて、「I書店」とか「A新聞」などが大いに鼓吹してきた。それはそれで、近代化の中では意味があったんだと思うんです。
・・・
ですから、これは読書における一つの反近代主義に貫かれている。・・・


トランプを軽蔑ばかりしておれないなぁ。
ところでこの後に「望蜀(ぼうしょく)の不満」と山崎がつぶやく場面があったので望蜀を検索してしまいました。忘却の霧の中ではなく、元より知らなかっただけです。

 紅蜀葵(こうしよくき)、みづからがまづ標的になる戰爭をはじめてみろ!   (塚本邦雄:風雅黙示録)

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