禱るも

変り映えしない写真が続いてすみません。駄知。

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GQジャパンに武田砂鉄「今日拾った言葉たち」の書評が載ってました。

『暮しの手帖』初代編集長の花森安治の言葉を借りながら、まさに「今、暮しが軽蔑されている」と(武田は)言う。まさにそのとおりだと思う。日々の生活に真摯に向き合っている人たちの切実な苦しみの声に向き合うことなく、一方的に「自己責任」「自助」と言い放つ。そんなことはいいから、黙って「一致団結」して「スポーツの力で乗り越えよう」と耳障りの良い言葉で強制される。読み進めるうちに、私たちの日々を無視するような、この数年の空気や圧力のことが思い出された。言葉を流さず、拾って心に留めること、反芻して考えることは、暮らしのための立派な運動であり、積み重ねていくしかないのだ、とあらためて考えた。(贄川雪)

暮しを軽蔑してきた当の一人が「国葬」される日が近づくにつれ、エリザベスが2年前国民に語りかけた言葉を思い出しました。彼女は話し出してすぐに言いました。

私はNHS(国民保健サービス)の最前線にいる人々やケアワーカー、そして献身的に日々の仕事を続けて私たちを支えてくださっている人たちに感謝したいと思います。あなた方の仕事が高く評価され、その懸命な努力が刻一刻と私たちを普通の生活に近付けていることを、国全体が保証してくれていると確信しています。

メルケルも同様のメッセージを同じころに発信しましたが、そちらは当時ブログへ引用したので省略します。

砂鉄で、
 戰爭のたびに砂鐡をしたたらす暗き乳房のために禱るも   (塚本邦雄:水葬物語)

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