ヴァカボン

足踏みしています。いっちにいっちに。

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”ヴァカボン”と聞いて「天才バカボン」だとおもったpithecantroupus。クレオール語のヴァカボンと言われても「本当かなぁ」と思っています。
図書新聞の連載「ふらんす時評」(評者:福島亮)の『ヴァカボンの知恵――カリブ海の映画と文学の現在』から。

 クレオール文学の旗印のもと、言語学者ラルフ・ルートヴィッヒによって新たに編まれたアンソロジーは、「彷徨と笑い」をテーマにした総勢十五名の作家のテクストやエッセイが収められている。特徴づけるのは、クレオール語へのこだわりである。
 彷徨と笑い。そこには権力者の語彙を無効化する力が秘められている。編者のルートヴィッヒが言うように、「彷徨」を意味するクレオール語「ヴァカボン」には「ろくでなし」という意味がある。ここに、「アナーキー」な思想に接続しうる何かがあるのではないだろうか。


 こちらへいらつしやいシャイロックろく陸(ろく)でなし梨の花チルチル・ミチル道   (塚本邦雄:汨羅變)

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