時には力に

「時には写真が今を生きるための力にもなる」という言葉にすがって今日も変り映えのしない写真です。
一昨日の「神戸レクイエム」に使えなかったショットを。

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タテ位置で、やっぱり使えなかった写真も。

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冒頭の「時には写真が今を生きるための力にもなる」は河北新報のきのうのコラムから引用しました。

 昨秋公開された映画『浅田家!』の主人公は、写真家浅田政志さん(41)がモデル。東日本大震災の津波で流された写真をきれいに洗い、持ち主に返したボランティア体験が素材になっている。
 スクリーンを見ているうちに気になった。いったい、あの震災でどれだけの写真が救済されたのだろうか。
 被災写真の洗浄と復元の活動に取り組んできたNPO法人「おもいでかえる」(仙台市若林区)によると、市内の被災地で回収された写真の数はおよそ30万枚。そのうち約14万枚を毎年開いてきた返却会などで持ち主に届けた。
 「おもいでかえる」の丹野ゆみ理事(53)は「写真には生きた証しが刻まれている。かけがえのない思い出を取り戻してほしい」と願う。残る16万枚はファイルやデジタルデータで保管され、2月と3月に仙台市で展示返却会を開く予定。
 10年たってようやく「家族の写真を探したいという気持ちになった被災者もいます」と丹野さん。『浅田家!』の主人公も言っていた。「時には写真が今を生きるための力にもなる」(河北抄『昨秋公開された映画『浅田家!』の主人公は…』

 生きて冬の海を聽くてふおそらくは血も紺靑のなごりのうしほ   (塚本邦雄:靑き菊の主題)

コメント

Re: No title

よかったあ、アタマがくるっているのは僕だけではなかった。(笑)
本当にありがとうございます。carmencさんに分かってもらえてうれしいです。

No title

この写真いいなあ
大好きだなあ
この角度!
感性が青年です!!
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