わがこすもす

きょうのお昼ご飯の「ついでに」写真で。
いい天気ですが寒くなりました。
レンズに頼って一枚だけです。

 秋眞晝わが宇宙(コスモス)に水流れ名も知らぬ草、花散らすなり   (塚本邦雄:新歌枕東西百景)

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olympus pen-f 5.8mm

あるサイトに、『日の暮の有線放送「埴生の宿」水島一緒に帰ろうと聞こゆ』(海江田京子)という短歌が引用されていて、サイトの筆者はこれを「日の暮の有線放送「埴生の宿」水鳥一緒に帰ろうと聞こゆ」と水島を水鳥と間違えたという顛末が書かれていました。

常識のない筆者だと思うのは、pithecantroupusが老人だからでしょう。
映画「ビルマの竪琴」はpithecantroupusにとって必修科目でした。

ところで「ビルマの竪琴」と「姿なき一〇八部隊」は同じ1956年作なんですね。
洋画ですが、「地下水道」もこの年だそうです。
同じ年に「早春」もあれば「太陽の季節」もあって、戦争がどんどん過去になっていったんだと感じました。

コメント

Re: No title

ソハの地下水道という映画を知りませんでした。ワイダ監督の地下水道と同じような背景の映画なんですね。ワイダの映画を見たのはごくごく幼いときで、内容も何も理解できていなかったのですが、暗渠から外へ出ようとした瞬間にナチの兵士に銃を突き付けられたり、明るい方向へむかって着いたゴールの出口に鉄格子がはまっていたり、暗い映画だという印象が残っています。出口にはまった鉄格子は、いまでも夢に見ることがありますよ。

No title

数年前にCSの映画チャンネルでたまたま観た作品に思わず引き込まれて最後まで見てしまったのがたぶん「ソハの地下水道」だと思います
心に強烈に残って、これはブログに書こうとメモってたのですが、壊れた前のPCに残したので出来ないでいました。
それとは違う作品ですが、思い出しました。
ただ、地下水道ももしかしたら見てるかも…
そんな気がしてきました
ビルマの竪琴はもちろん見てます。
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