ゴミ箱ごそごそ

ゴミ箱をごそごそして引っ張り出してきたあれやこれやの写真を。

一枚は一昨日見つけて撮ったむかし使っていた暗室用品。フィルム・リールです。
一枚は約ひと月前に撮った野草。お昼ご飯に出かけた「ついでに撮った」写真です。
一枚は昨日の爺ちゃん(キヤノン7用50㎜0.95)と孫(ノクトン60㎜0.95)のモノクローム写真です。

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olympus e-m5mk3 25mm
LR-PF153238-Edit-2.jpg
olympus pen-f 60mm macro
LR-M5083916-Edit-2-2.jpg
olympus e-m5mk3 25mm

ブローニーフィルムの現像に使っていたリールは、ハマのプラスチック製とメーカー不明のステンレス製です。
ハマの製品はひとつでブローニー、ベスト、35㎜の3種類に対応するうえ、埋め込まれたボールベアリングで簡単にフィルムがセットできましたが、リールが濡れているとボールベアリングでフィルムのゼラチンが膨張して使えなくなるので、完全に乾かす必要がありました。

当時使っていた現像液は、「シュテックラー」2浴現像処方を単品の薬品から調合していました。
この処方を教えてもらった中川一夫「現像引伸のうまくなる本」(朝日ソノラマ社、現代カメラ新書)は暗室作業のバイブルでしたが、いまあらためて本を開いてみたら、書かれた内容への疑問や批判を書いたメモがいっぱい挟んでありました。



テレビをつけるとコロナのニュース。行政の発表と感染者数の数字の氾濫です。
「コロナウイルスとの距離のとり方 アンドレ・コント=スポンヴィル『哲学』(白水社クセジュ文庫)」という記事がありました。
冒頭の記事紹介を引用します。

『「私としては、全体主義国家のなかでコロナウイルスから救われ、そしてその全体主義国家を子どもたちに遺贈するよりは、自由のある国で罹患するほうがましです!」──COVID-19がもたらす公衆衛生上の危機について、白水社文庫クセジュ『哲学』の著者アンドレ・コント=スポンヴィルからのメッセージをお届けします。フランスの新聞各紙(Le Soir, Le Journal du dimanche, L’Echo, La Semaine)に掲載されたインタビューや対談をもとにまとめ、本人から公開許可をいただいた発言です。』

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