のあたりか

小さな梅園は天満宮のものです。花がまだということで、ときおり様子見に来た人がのぞいていくぐらいでしたので、さかりを過ぎた山茶花や、2月14日に行われた粥占の残り物などで。

粥占については地元の観光案内のWEBに、
『約800年前から伝わる伝統的な粥占い神事。長さ10cmの竹筒を12本繋げて粥釜に入れて、竹筒に入った粥の量で三月から翌年二月までの作柄を占う。 
 約10cmの樫の枝12本の焼け具合で気候を占う。祈祷をしながら12時頃から粥を焚き始め、粥占神事のあと、夕刻に訪問者に粥を振る舞う。』
と紹介されています。

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PEN-F M.ZUIKO 17mm 1.2

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PEN-F M.ZUIKO 17mm 1.2

粥つながりで塚本邦雄も、
 粥あつし不孝の果ての帰郷よと言はるるや京都衣棚(ころものたな)
 小豆粥冷えわたりけりみぞるるは神州天馬峽のあたりか
 白粥は微風に搖るるおとろへてつひに淨まるこころかなしも

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