いつわりおおき

塚本邦雄
いつはりおほき男子(をのこ)となりてかへりきぬふるさとの雪の下のちちはは   (透明文法)
(塚本邦雄の短歌は写真と無関係です。塚本邦雄を尊敬していますが、引用した歌はブログの護符かお守りのつもりです。)

教宗寺付近ののこり物です。
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M.ZUIKO 25mm F1.2
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M.ZUIKO 25mm F1.2
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NOCTICRON 42.5mm F1.2
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NOCTICRON 42.5mm F1.2

短歌はきのうの薄明母音と同じように塚本邦雄の初期の歌を集めた透明文法から引用しました。徴用された呉での経験にどのようないつわりがあったのか気になりますが、彼でなくても年を経ればいつわりも多いものだとわけしり顔に思ってしまう自分自身に、また何度目かの幻滅をしています。