秋のひざしはふかく

塚本邦雄
逝く秋の陽ざしは邃くわが額にしろがねの箭を射放ちにけり   (薄明母音)
(塚本邦雄の短歌は写真と無関係です。塚本邦雄を尊敬していますが、引用した歌はブログの護符かお守りのつもりです。)

きょうも紅葉と来年のカレンダーでお茶を濁してます。紅葉は旧大萩村での一枚。
LR6-_N206535-1.jpg
NOCTICRON 42.5mm F1.2


69009LR6-_N674226-2.jpg

69010LR6-_F222741-1.jpg

69011LR6-_N125786-1.jpg

69012LR5__RD23430-3.jpg


「薄明母音」は塚本による母への挽歌をあつめたものだそうです。『逝く秋』は母が逝くという意味なのでしょうが、秋が逝くともとれるようにしているのだと感じます。塚本の母は八月末に亡くなったのだそうです。