かの日より

塚本邦雄
天國の藍のアルプス夏いかに秋いかに友よ便りをおこせ (新歌枕東西百景 山梨県北巨摩郡長坂町夏秋)
秋風の直擊をうく爆死せしまひるの夢の醒めぎはの額(ぬか)  (黄金律)
よこざまに言葉逸(そ)れつつ灼熱のスープの皿に浮く秋の蝶  (靑き菊の主題)
黑葡萄しづくやみたり敗戰のかの日より幾億のしらつゆ  (魔王)

いまさらさらさら。
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M.ZUIKO 17mm F1.8
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NOCTICRON 42.5mm F1.2
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NOCTICRON 42.5mm F1.2
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M.ZUIKO 17mm F1.8

大垣水門川の河岸には「芭蕉蛤塚忌(こうちょうき)全国俳句大会」優秀作が銘板になってかざられています。写真の銘板は『最後まで残りし通夜の登山靴』という神奈川県の芳賀秋良さんの歌です。他の銘板の歌も「挽歌」として心に残ります。
「蛤塚忌」の「蛤塚(はまぐりづか)」は、芭蕉が大垣の地で「奥の細道」の旅を結んだことにちなんで、「奥の細道」文末の、
蛤のふたみに別行秋ぞ
の句を碑にして昭和32年にこの地に建立されたものだそうです。

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