ブリキの

塚本邦雄
優しき歌選りて敎ふる日日の吾子よブリキの喇叭を厭ひ  (水葬物語)
春晝の死の静寂に一瞬閒戀ふるブリキの猿のシンバル  (黄金律)
寒卵かすかにうるむ「ヒトラーと音樂」の項讀みつつあれば  (閑雅空間)
少年蝶を逸せり さはれ一瞬を漆黑のヒットラーの口髭  (綠色研究)
西ドイツ孤児院の子の繪に火喰鳥と歪みし王冠ありき  (装飾樂句)

ギュンター・グラスがなくなりました。
ご近所の桜を振り返って、その三。

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