聖四月

塚本邦雄
聖四月いま濡るる公園、死にむきて鶴佇(た)ち自衛隊員あゆむ  (日本人靈歌)
雁塔聖教序(がんたふしやうぎやうじよ)まねびて口かわく眼底に花見えたるこころ  (黄金律)
三十年むかしの戀ぞ 灰皿の水に溺れて一羽の雲雀(ラーク)  ( 〃 )
遠方の春のいかづち箸を取る刹那ひびき來(く)「捧げ銃(つつ)」  ( 〃 )

明治村で。
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