町駆けめぐり

塚本邦雄
蝶墜ちて空氣さびしきあらがねの地震観測所裏初霜  (黄金律)
秋ぼたる冬をとこへしかなしくばときをり死んで見るも一興  ( 〃 )
清掃車夕霧の町駆けめぐり失寵の犬 喪家の夫人  (緑色研究)

紅葉に飽きたので、また大野にもどって。
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大野みやげは卓上時計。
箱には、木工房 翡翠(かわせみ)という栞が入っていました。材は「はんのき」。露出計は、むかし使っていたものを年賀状のデザイン用に持ち出してきたもの。
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はんのきというと、
「家に男の子を授かると、田んぼにハンノキを植える。子供が大きくなっ て刈り入れの仕事をするとハンノキの木陰で休み、刈り取った稲はハンノキにかけて干し、そして死んだ時は、ハンノキで火葬してもらう」(森の心、森の知恵(林進))があって、
宮沢賢治「鹿踊りのはじまり」で、鹿がうたう歌は、「はんの木(ぎ)の  みどりみじんの葉の向(もご)さ  じゃらんじゃららんの  お日さん懸(か)がる。」「お日さんを  せながさしょえば はんの木(ぎ)も  くだげで光る  鉄のかんがみ。」「お日さんは  はんの木(ぎ)の向(もご)さ、降りでても  すすぎ、ぎんがぎが  まぶしまんぶし。」「ぎんがぎがの  すすぎの中(なが)さ立ぢあがる  はんの木(ぎ)のすねの  長(な)んがい、かげぼうし。」とつづきます。

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