2023/05/31
シヲトゲ
5月初めの頃に行った田植え直後の農村での残りものを。

WEB中公新書の記事『「を」はすごい』で、「を」の読み方をいろいろ聞いて興味を持ちました。
筆者が『かぎのを』と読んできた「を」を、職場の先輩から「一般的には『わをんのを』」と指摘されたで始まるコラムです。
「かぎのを」は「ヲ」を想像すればむかしの錠前の鍵が容易に思いつきますが、電話口で聞いてもとっさに「を」とは気づきません。
「わをんのを」なら「あいうえお・・・わをん」と五十音から「を」と気づけそうです。
筆者によれば、つなぎの「を」、くっつきの「を」、小さい「を」などという言い回しもあるそうで、pithecantroupusは「つなぎの」で聞いたことがあります。
「ヲ」が出てくる歌で、
浅蜊汁夏なほぬるし口ずさむ「オノオノソノココロザシヲトゲ」 (塚本邦雄:詩歌變)