2022/10/31
おいつめられ
むかし岐阜県坂内村へ行ったようです。イヌとアロエなんて何処で撮っても同じですが。


みんなのミシマガジン連載「おせっかい宣言」に60代の筆者が書いていました。
あんなに結婚を忌避し、事実婚に憧れ、フランスは違うよな、とか言いながら、自由な男と女のつながりを模索していた(はずの)私たちの世代であるが、何かどこかで大きな間違いをしたのではないか、次世代にも重要なことを伝え損ねていないか、と深く反省したりしているが、すでに遅過ぎる気も、とても、するのである。ごめんなさい。(三砂ちづる「結婚」)
でも事実婚の評価は日本の今の行政下の話だから、彼女は国の制度をまな板にのせるべきではないかと思うのです。
だから結婚の話として読むとムカムカしてしまうのですが、若いころに何かとんでもない大間違いをしたのではないかという気持がよく分かるので引用しました。
蟻、薊、あひる、雨傘、汗かきの兄が結婚に逐ひつめられて (塚本邦雄:綠色研究)