2022/06/30
平和と鎮魂
残りものと茅の輪のチ。
nokton 60mm 0.95

nokton 60mm 0.95

s.nokton 29mm 0.8
きのうの引用は石原の話ではなく、いま戦場と化しているウクライナから連想した大鵬を引用するつもりでした。pithecantroupusがウクライナから思い出すのはソフィア・ローレンの偉大なバストと大鵬です。(汗)
ウクライナのハリコフが大鵬の父の出身地だそうです。ことし3月の「ベテラン記者コラム」記事に次のようにありました。
納谷さんがいま、戦火にあるハリコフの街をみたら、どんな思いがするだろう。
昭和40年7月、大鵬は日本相撲協会が行った初めての海外公演に参加。旧ソ連のモスクワとハバロフスクを訪れた。このとき、大鵬はひそかにロシアの土を持ち帰っている。
平成12年6月、納谷さんは元横綱だけが行う赤い綱を締めた「還暦土俵入り」を披露した。36歳のときに脳梗塞で倒れ、一部の所作だけだったものの、しっかりやり切った。その直後、近しい関係者に「平和と鎮魂の思いをありったけ込めた」と語ったという。極限の戦争体験がいわせた言葉に違いない。
極限の戦争体験については、wikiに、「太平洋戦争末期、ソ連軍が(大鵬母子が住んでいた)南樺太へ侵攻してきたのに伴い、母親と共に最後の引き揚げ船だった小笠原丸で北海道へ引き揚げることとなった。最初は小樽に向かう予定だったが、母親が船酔いと疲労による体調不良によって稚内で途中下船した。小笠原丸はその後、留萌沖でソ連潜水艦の攻撃を受けて沈没したが、大鵬親子はその前に下船していたため辛くも難を逃れた。」とありました。
向日葵銀行蔀屋(しとみや)支店駐車場ルノー横轉して血と油 (塚本邦雄:詩魂玲瓏)