終楽章

ことしもAge of penの何を撮っているやらわからん写真にお付き合いいただき、ありがとうございました。
来年が皆様にとってよき年となりますようにお祈り申し上げます。

写真を撮り始めたころに使っていたオリンパス・ペンSの写真で、あのころの初心を思い出そうと考えました。
LR-PF137184-Edit-4-1.jpg
olympus pen-f m.zuiko 25mm

ことしは健康について深く考えさせられる年でした。
あとどれだけ残っているかと指を折ってしまいました。
今日はもっと上手な写真が撮りたいという「妄執」と闘っていこうという心を阿修羅像に託しました。(笑)

 はなやにて花無きつぼの水ふるふ第九交響樂終樂章   (塚本邦雄:装飾樂句(カデンツア))

暦にそむき

とうとう今年は大掃除もせずに年末を迎え、お正月の準備が何もできていません。
一夜飾りはダメという教えもいい加減になって、自分で自分を叱っています。

写真は、残り物なので二枚おまけしておきます。(笑)

LR-PF140699-Edit-1.jpg
olympus pen-f ibelux 40mm
LR-PF140747-Edit-1.jpg
olympus pen-f m.zuiko 60mm macro
LR-PF140833-Edit-1.jpg
olympus pen-f samyang 135mm


2020年カレンダーも。

 春はゆふぐれ夕陽はなやぐ假の世の月日ユリウス暦にそむきし   (塚本邦雄:されど遊星)

LR-PF078730-Edit-3.jpg

LR-PA300084-Edit-3.jpg

LR-PF140894-Edit-1.jpg

LR-M5230475-Edit-2-1.jpg

LR-PF068099-Edit-2-3.jpg

LR-PB070280-Edit-1.jpg

何月に悪咲かむ、ウン

一年をふりかえるカレンダー三日目ですが、一枚だけは昨日同様の残りものも添えて。残念ながらどちらもパッとしないのがちょっと口惜しいです。

 何月に惡運咲かむ新カレンダー十二枚植物圖版   (塚本邦雄:黄金律)

02LR-M5141436-Edit-2-1.jpg
olympus E-M5mk3 m.zuiko 17mm


七、八、九月分のカレンダー(らしきもの)です。
昨年は同じ月のカレンダーを写真を替えてつくってみたのに、今年は選べる写真がとっても少ないです。
来年はもっとがんばろう!

11LR-DP2Q1631-2.jpg

LR-PF123493-Edit-2-2.jpg

10LR-P7200201-Edit-2-3.jpg

LR-PF171662-Edit-3.jpg

LR-PA300221-Edit-1.jpg

LR-PF246369-Edit-3-3.jpg

引きずられゆくわれに

カレンダーだけでは寂しいので一枚だけ十二月中旬に撮った写真の残りものを。

01LR-M5141499-Edit-1.jpg
olympus E-M5mk3 m.zuiko 17mm


あとは昨日のつづきです。

04LR-PF222448-2.jpg

LR-PF222448-Edit-2.jpg

06LR-PF171659-Edit-2.jpg

LR-PF304100-Edit-2.jpg

09LR-P7190135-Edit-3.jpg

LR-DP0Q1432-Edit-2.jpg

きのうは夜まで風が強く、ご近所の残っていた紅葉も飛ばされてしまったようです。
 小寒へ大寒へ引きずられゆくわれに千片(ちひら)の紅葉(もみぢ)は遺せ   (塚本邦雄:約翰傳僞書)

投函した残りの年賀状を見ていたら、「2020」という数字が抜けてました。あとの祭りです。
こんなふうに一年一年なにかを忘れていくのでしょうね。
来年は何を忘れるのでしょうか。

十二月末

クリスマスが終わってカウントダウンですね。

 一九九九年十二月末日、庭にくだつ花、百   (塚本邦雄:約翰傳僞書)

来年のカレンダをつくろうとしてビックリしたこと。
 1 水曜日の「振替休日」があること
 2 「体育の日」が無いこと
 3 「スポーツの日」ができたこと
来年だけとはいえ、体育の日が無いのはちょっと寂しいなあ。

01LR-DP0Q1334-Edit-3-2.jpg

01LR-P1140326-1.jpg

02LR-PF246256-Edit-3.jpg

02LR-P2050079-Edit-1.jpg

03LR-DP2Q1603-Edit-2.jpg

03LR-P2210079-Edit-2.jpg

字体がきらい

能褒野神社の「年の瀬未だし」紅葉三回目です。
ホトケの顔も三度と言われそうですが、二度あることは三度あるのです。

01LR-DP2Q2103-Edit-1.jpg
sigma dp2q
02LR-DP2Q2067-Edit-2-1.jpg
sigma dp2q

ときどきフォントが気になって仕方ないことがあります。たとえば年賀状で宛名にゴチックが使われていると仕事の延長でもらったように感じます。ことし出た本では東京新聞社「ドナルド・キーンの東京下町日記」の本文の中の日日の表題に使われているフォントが嫌いです。

 長身の父在りしかな地の雪に尿もて巨き花文字ゑがき  (塚本邦雄)
 生誕より死へ 新綠の傾斜字体(イタリック)一樹濡れ立つ樅のわかもの  (塚本邦雄)
 航空母艦の「母」なる文字がうちつけに腥(なまぐさ)し幾人を殺せし  (塚本邦雄)

さんたの時空間

 北アメリカ航空宇宙防衛司令部(NORAD)のサンタクロース追跡がニュースになっており、かのHPに日本人画家(北沢楽天)のサンタの挿絵が使われたことも報じられていました。
HPの「サンタの秘密ファイル」の中のFAQsに、

サンタはキリスト教以外の国(アフガニスタンやイスラエルなど)にも行くの?
   もちろんです!サンタは彼を信じる子供がいる家庭はすべて訪問します。
サンタはどうやって 24 時間で世界中を回ることができるの?
   NORADの報告書にはサンタの時間の体験は私達とは異なると報告されています。私達にとってクリスマス イブは24時間ですが、サンタにとっては数日、数週間、或いは数か月に値するのかもしれません。サンタは子供たちにプレゼントを届けたり皆に休日の喜びを振りまいたりという大切な仕事を手抜きで決してすることはありません。そう考えると、私達とは異なる時空間連続体の中で活動しているらしいと考えるのが唯一合理的な結論となります。

という回答とともに北沢楽天の絵が載っていました。
pithecantroupusには二番目の回答がちゃんと理解できません。子供がもっている理解力というのはすごいなあ。

写真は能褒野神社の続きで。まだ紅葉撮ってます。
01LR-DP2Q2101-Edit-1.jpg
sigma dp2q
02LR-DP2Q2074-Edit-1.jpg
sigma dp2q

昨日の動画で、ドリス・デイの「Perhaps, Perhaps, Perhaps」を聞いて、『キサス・キサス・キサス』ではと気になり検索しました。
原曲はスペイン語のキサス(Quizás)で、それをPerhapsと訳して歌ったのですね。知らなかった!(汗)
キサスのほうがパハプスよりも歯切れがよくていいと感じました。

サンタの代わりに「さんたまりあ」で塚本邦雄を引用して、
 さんたまりあかの日忘るるより深き悲しみを吾(あ)に與へ給へ
 聖母榮頌(サンタ・マリア)、心いざよふ馬盥(ばたらひ)に月光やわがにくしみ淺き

愛と死を思ひ

ことしは京マチ子や八千草薫など映画俳優の訃報がありましたが、pithecantroupusはピーター・フォンダやドリス・デイも気になった人々でした。

ドリス・デイをウィキペディアで見たら、「女房は生きていた」(1963)という映画に出演とあって驚きました。
「女房が生きていた」はマリリン・モンローが最後に撮影していた映画でモンローの死によって未完に終わりましたが、ドリス・デイで撮りなおされたのでしょうか。

モンローの死を報じる雑誌に載っていた映画撮影中のプールサイドのヌード写真が今でも記憶に残っています。(小学生だったpithecantroupusは親に見つからないようにその写真をジィ~ッと見ました。)

それで、ドリス・デイのサウンドで作ってみました。


写真は今年一年ブログにあげた愛機をモデルにしたもので。
写真機フェチのpithecantroupuが自己満足で撮った写真で退屈でしょうが。

 愛と死を思ひつつあり海の上に寒(かん)の昴(すばる)はきりきり白し  (塚本邦雄)

グーグルドライブにあげた動画が長く「処理中」だったので画質を落としていた一昨日の記事で、きょうはグーグルドライブの処理が速やかになったので、動画を差し替えました。同様に今日の動画も300M超のファイルをスムースに処理できました。
何故、処理時間に差が出たのか不明です。BGMに使った音楽ファイルのせいかな。

黄泉の

昼食に出かけ、亀山市能褒野神社へ寄り道しました。
小さな神社ですがヤマトタケルゆかりの地だそうです。

参道の石段にたまった落葉があやしげな幼虫のようでした。黄泉の国のイザナミの死体にたかる虫はこんな姿ではなかったろうかと想像し、いまたどってきたのは黄泉比良坂ではなかったかと。

 店曝しオレンジジュース陽に透きて世紀末用黄泉のみづ  (塚本邦雄)

01LR-DP2Q2098-Edit-1.jpg
sigma dp2q
02LR-DP2Q2080-Edit-1.jpg
sigma dp2q


pithecantroupusは俗物です。

テレビのファミリー・ヒストリーという番組の差別性を強く意識しながら、面白がって見てしまうのです。
なぜ、旧家、武士、地主、資本家ばかり出てくるのか。
三国連太郎の息子や和田アキ子は何故出演しないのか。
自己の中の差別性に、腐った芋でも食べてしまったような苦さが口の中に残ります。
来年はもう少し正直な人間なろうと反省です。

回想のゆうべ

きのう上げそこなった2019年回顧動画を、ファイルサイズを小さくして再チャレンジです。

 九階は前衛映畫囘想のゆふべいづこに杜鵑草(ほととぎす)散る



以前使った”Point of no return”のRoger Subirana Mata”The Dark Symphony”から”Fragile”を借用しました。

”Fragile”というとStingの曲を思い出しますが、googleで”Fragile”を検索してもStingはなかなか出てきません。検索エンジンのAIは、いま売れている、売りたい、みんなが探している情報を優先するので仕方ないですね。
そのうえ、pithecantroupusがエッチな爺だと知って、女性や薄着を優先して提示するようにパーソナライズされているようです。(汗)

しかし、なまじAIに名曲かどうかを判断されるよりもずっといいことですよね。

一人も顧みぬ

毎日おなじような写真なので目先を変えて、今年一年をふりかえる短いムービーを仕立てましたが、
ファイルが大きすぎてアップロードに時間がかかってしまいまい、きょうアップするのをあきらめました。

引用は「回顧」の「顧」で、
 家族の誰一人も顧みぬままにアトピー性皮膚炎の白桃  (塚本邦雄)

ムービーをあきらめて上げるかわりの写真は変わりばえのしないどころかゴミを撮ったのではないかと言われそうな写真。(汗)
02LR-PF140768-Edit-1.jpg
olympus pen-f m.zuiko 60mm macro
01LR-PF140755-Edit-1.jpg
olympus pen-f m.zuiko 60mm macro

年の瀬

忘年会でした。

LR-PF141002-Edit-1.jpg
olympus pen-f m.zuiko 60mm macro
LR-PF140827-Edit-1.jpg
olympus pen-f samyang 135mm

死を招(を)ぐアリス

ことし鬼籍にはいった人の名を検索していたら、絵本作家の上野紀子の名前がありました。
どこかで見たと思ったら河出書房新社の「小宇宙 ~ 鏡の国のアリス」(1974)が本棚にありました。

「ちいちゃんのかげおくり」の挿絵も描いているそうです。「ちいちゃんのかげおくり」はYoutubeで中村メイコの朗読を聞きましたが、老化が涙腺にまで及んでいたようで情けないことになりました。(汗)

01LR-PF141012-Edit-4-1.jpg
olympus pen-f m.zuiko 60mm macro
02LR-PF140894-Edit-1.jpg
olympus pen-f samyang 135mm

 嬰兒いまだアンドロギュヌス海風にアマリリス甘き死を招(を)ぐアリス  (塚本邦雄)

余の大丈夫

きのう、一年をふりかえって、反省することが多くなったような気がすると書きましたが、正確さを欠いていたので、言い直します。
反省すべきことが確かに多くなりましたが、実際に反省することは減りました。(汗)

まあいいやと思ってしまうことが増えました。
どんどん他人には厳しく自分には甘くなりました。(笑)

01LR-PF140959-Edit-2-1.jpg
olympus pen-f samyang 135mm
02LR-PF140910-Edit-2-1.jpg
olympus pen-f samyang 135mm
03LR-M5141481-Edit-1.jpg
olympus E-M5mk3 m.zuiko 17mm
04LR-PF140874-Edit-1.jpg
olympus pen-f samyang 135mm

 肉桂酒ひりりと甘し隣家なる女衒(ぜげん)は二米餘(よ)のますらを  (塚本邦雄)

わが生はいつまで

また何を撮っているのか分からない写真で、「病膏肓に入る」です。困ったものです。(笑)
ことしはまだ枝に紅葉した葉が少し残っていたりもするのですが。

 山脈に紅葉一掴み残りゐる世紀末 わが生はいつまで  (塚本邦雄)

01LR-PF141053-Edit-1.jpg
olympus pen-f ibelux 40mm
02LR-PF141036-Edit-1.jpg
olympus pen-f ibelux 40mm
03LR-PF140884-Edit-6.jpg
olympus pen-f samyang 135mm

一年をふりかえる季節です。
失敗もたくさんありました。反省することが多くなったような気がします。

梅原猛、橋本治、堺屋太一、ドナルド・キーン、花柳幻舟、田辺聖子、池内紀、眉村卓と多くの方が亡くなられました。時間が恐ろしいと感じること一層です。