たましい一抹は残れり

きのうの桜のバックに模様がありましたが、じつはゴミ集積所の金網でした。
鳥獣のほうが人間よりも多いに違いない滋賀県の君ヶ畑という山里でした。

君ヶ畑は木地師発祥の地で惟喬(これたか)親王の伝説が多くのこっているそうです。

君ヶ畑には、惟喬親王を祭った大皇器地祖(おおきみきぢそ)神社がありました。
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一陣の風が吹いて、触れてもいない鈴がカラン・カランと鳴りましたので、あわててお賽銭をあげて柏手を打ったのでした。
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 たましひ一抹はのこれる蘭鑄を埋葬す 平成やがて傾城  (塚本邦雄)

うつつにわれの夢の中

三途の川を渡り損ねて、恥ずかしながら、今日からひっそりと更新を始めたいと思います。
長い休暇でしたので、調子が狂っているのはご愛嬌です。

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olympus pen-f nikkor 135mm

2週間ほどカメラもPCも無縁の生活をしたあと、ぽちぽち撮影を再開しましたが、もう桜の季節は去ってしまって名残の桜を探してパシャしました。

 櫻散るうつつにわれのかなしさや夢の中にも月明うして  (塚本邦雄)

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