木花咲耶姫

高宮神社で撮りました。
祭神のひとりはコノハナサクヤヒメだそうで、かの海幸山幸兄弟の母上です。

 海彦は水葱少女(なぎをとめ)得て霜月のうらうらととほざかりし白帆  (塚本邦雄)

季節が全然違うので、おかわりも、
 兄弟落第春夜悲哀の領分を極彩古地圖もてへだてたり  (塚本邦雄)

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PEN-F 135mm

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PEN-F 135mm

レクイエム

200人以上の犠牲者をだした熊本地震から2年たちました。
地震で生活を一変させざるをえなくなった多くの方々に、せめて今日一日は思いをはせたいと思います。
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 兩岸にレクイエムの響(な)る河をゆく船、たそがれて薊色の帆  (塚本邦雄)


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PEN-F 135mm

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PEN-F 135mm

カッコウにとらわれる

むかしの写真家の写真をあきずに繰り返し見ています。
好きなマン・レイにとりつかれて、とうとう、
きのうと同じ高宮町をソラリゼーションという古くさい技法で。

他人が持っているものがすぐに欲しくなり、かっこいいと思うところはマネしたくなるのは、むかしからかわらない私の性格です。

たとえば、高校時代に不便をしのんでブックバンドで登校していました。
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化粧川

化粧川とは粋な名前だと感じました。
古い地名はいいなあと思うのは古い人間でしょうか。
歌人の塚本邦雄のように地名に偏愛的嗜好は持ちませんが、物語を想像させる名前には興味をそそられます。

近江高宮はきれいな水が流れていました。
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化粧川の由来が書かれた看板さえ奥ゆかしく思われました。
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「現在の犬上郡多賀町久徳にいた久徳城主久徳氏の姫が高宮城主高宮三河守に輿入れの際の持参金ならん持参水であって、昔から水利の悪い高宮での姫の化粧の水に不自由させないための久徳城主の親心から引かれた川だとのいいつたえである。
後世の甚だしい水争いを生んだ赤田井が伝えるごとく、わが高宮の灌漑の水に主として片川、それも久徳あたりからとったことを考えると、これもまた、当時の常套手段であった戦略結婚の一種とみられなくもない。」

水が欲しかったから結婚したというのはあまりにも現実的ではないですか。プンプン。

時間の止まるとき

サクラにあいたわけではないのですがサクラの花にはどうしても負けてしまうので、
近江高宮町の散歩写真でまた目先をかえて頭の中をリセットします。

でも写真が4枚もあるので、これは質が落ちますと告白しているようなものです。
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人の少ないところをマイペースで歩いていると、そのときだけは時間が止まったように感じられて、最近になって時の進む速さを嘆いている身としては、至福のひとときなのです。

もうじき百か

また仕事をさぼっていると、どんどん忙しくなってしまい、きのうもきょうももう一つの写真です。
もう一つの原因は写真を撮っていないことと分かっているのに、バタバタと余裕がないのです。

写真は百済寺です。
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PEN-F 135mm

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百済寺の写真なので、塚本邦雄も、
 百歳さして遥かならねば生姜湯を飲みさして讀むガルシア・マルケス

教える日々の

きょうは電線にツバメをみつけました。
(写真を撮れなかったのは残念ですが)
近所の保育園では入園式だったようです。
(そういえば孫娘も今日が入学式だと言ってました)
やっぱり私の周りの時間は早く進んでいるにちがいありません。
相変わらずなのは私の写真ばかりです。

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PEN-F 17mm

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E-M5mk2 85mm

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PEN-F 17mm

トタンは鉄板に亜鉛のメッキ、ブリキはスズのメッキと教えられたのですが、劣等生は区別がつかないので、

 優しき歌選りて敎ふる日日の吾子よブリキの喇叭を厭ひ  (塚本邦雄)


ズームレンズを使っていたときは写角で撮っていたのですが、単焦点にしてからは被写体との距離に苦労しています。
画面の中に収めるためにということではなくて、
単焦点のそれぞれに、距離がもたらす空気感があるように感じます。
新しく手に入れた135mmを、どの程度の距離の被写体に合わせればいいのかつかみかねています。
単焦点は向こうから被写体が来てくれるので、距離が分からないと被写体を見つけられません。

かえりなむいざ

不思議な夢を見ました。
サクラを食べる夢でした。馬のことではなく、本当にサクラの花を食べるのです。
サクラ餅ではありません。サクラの花のついた枝ごとお鍋に入れていました。

味を覚えていないのです。
美味しかったかどうかの記憶もありません。
食べようとしたところで夢が終わったのかもしれません。

何故そんな夢を見たのか、心当たりはありません。
食い意地がはっているせいでしょうか。
美しく咲いているサクラを見て唾液が出るのは老化現象であってパブロフの犬ではありません。

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PEN-F 135mm

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PEN-F 135mm

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PEN-F 135mm

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PEN-F 135mm

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PEN-F 135mm

写真は昨日と同じくご近所のサクラです。
咲けば町内の人が見に来るか、たまさか通りかかった人が立ち止まって見るかというサクラで、それを目的に遠くから訪れられるほどではありません。
でもどこで咲いてもサクラはサクラ。見飽きることはありません。

 谷越えて櫻散りくるふるさとの鶯聞きにかへりなむいざ  (塚本邦雄)

かなわざると知りつつ

開き直ってサクラの写真です。
どうして思うように撮れないのかと意気消沈しますが、季節ものですからご容赦ご容赦。
(一枚、異類が混じってますけど。)

 かなはざる愛と知りつつ祈れれば花散り果てて眉山とほき  (塚本邦雄)

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PEN-F 135mm

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モラトリアム

桜の写真をあげかねて彦根市高宮町のお散歩写真で時間稼ぎすることに。

またまたどこかで見たぞと言われそうな写真です。

このワンパターンからどうすれば脱却できるか課題です。
月刊PENも読んでいるのですがまだヒントはつかめません。
場所や花に依存しない写真を撮りたいのですが。

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たづねつつすえにあやめる

サクラがつづくので、目先をかえれてごまかすことにしました。
といっても植物から離れられないのでは、ごまかしも底が知れています。

塚本邦雄は椿が好きだったそうで、
 椿畷椿小路とたづねつつこの戀すゑはたれをあやめむ
 椿ひしひしとみのりて夜の園に立つ おそらくは死に倦める死者

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E-M5mk2 75mm

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E-M5mk2 75mm

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E-M5mk2 75mm

むかしは読めた漢字が読めないのは歯がゆいものですね。
「倦める」が読めずに検索して「うめる(あぐめる)」(あきるの意味)と分かりました。
歳をとると恥ずかしくなることが増えて嫌になります。

あることのかなし

ちょっと前までブルブルしていたのに、今日はフーフーと汗を拭いています。
時間が駆け足で過ぎていくのが恐ろしくなります。

 鮮黄の皿繪四月の蜃氣樓(かひやぐら)われに家あることのかなしや  (塚本邦雄)

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花の曇の

居直ってきょうも桜です。
ご近所です。ことさら名所ではありませんが、咲いていると人が集まります。

 花の曇の底視むと攀ぢのぼり來し梯子なり天のいづくにかかる  (塚本邦雄)

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PEN-F

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上気してさくら色

サクラ? 好きですよ
わたし達の世代にとってちょっと早かったアイドルでしたから。下町の太陽のイメージで、翳りがなくて、周りを元気にしてくれる。
だから今日もご近所の桜で。
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あれあれという間に満開になってもう散り始めています。3月4月の気ぜわしい季節そのままでした。

塚本邦雄。
 井筒には櫻一束(ひとたば)漬けられて明日はや春のをはりなるかも
 櫻散る備前眞庭のゆふまぐれおほちちの血の水上(みなかみ)知れず
 こころざし殺し殺されつつ卯月卯の花かすかなる血ののぼる

花粉アレルギーの鼻ひからせて

意欲低下中ですが、それではいけないと理性がいうので撮っても納得できない結果ばかりです。
反省を込めて、地元のサクラです。

 曖昧に生きつつ四月、われにむき風邪の馬鼻ひからせて佇(た)つ  (塚本邦雄)

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