夏ばてとなつはぜ

あさってはもう立秋だそうです。暦ははやいですね。これだから、どんどん歳をとってしまう。暦の馬鹿ぁ!
夏バテも今日明日だけ。貴重なバテバテで、きょうは一枚だけです。

夏バテの歌を見つけ損ねて、「なつはぜ」でムニャムニャごまかして、
 夏櫨(なつはぜ)に不可思議の紺ただよへり歌なすなべて穢れし者ら   (塚本邦雄;閑雅空間)

LR-PF234513-Edit-1.jpg
olympus pen-f 60mm

3.11以前から玄侑宗久という人が気になっていました。
かれのHPから「コロナを乗り切る 心をたもつヒント えりすぐりの言葉を」を引用します。

 防疫は、差別を含んだ振る舞いだと思う。放射線は目に見えなくても測定できるが、ウイルスの有無は、すぐには分からない。だから、皆に対し、あるものだと思って接しないといけない。差別との線引きは難しい。
 原発事故後の福島県民、ハンセン病や水俣病の患者への差別は何も生み出さず、人の酷薄さが透けて見えただけだった。今回は属性に関係なく、全員が差別され得る事態となっている。
 「自粛警察」や医療従事者への差別など極端な言動も一部で見られた。自分が思う「正義」を盾に以前からたまっていた日頃の鬱憤(うっぷん)を晴らしているのではないか。
 そうした人たちは、いずれ元の暮らしに戻れると思っているのだろう。「期間限定だから、全員自粛しなければ」と張り切り過ぎているのかもしれない。
(中略)
 マスク越しのコミュニケーションは、表情が半分見えなくなる。言葉にしなくても「分かってくれているな」と通じ合うことは減る。えりすぐりの、洗練された言葉を使わなければ、人間関係は長続きしないだろう。

浴槽にしずんで

くらくらする頭は色もおかしいし、平衡感覚もおかしくなっています。
いいえ、頭が狂っているのではなく、カメラが狂っているに違いないと思います。(笑)

よく似ている。
 浴槽に金の夕映われ沈み父沈み溢るなみだあふるる   (塚本邦雄:睡唱群島)
 浴槽に金の夕映 亡き父が沈みわれ沈み涙のみずうみ   (塚本邦雄:約翰傅偽書)

01LR-PF234477-Edit-1.jpg
olympus pen-f 60mm
02LR-PF234464-Edit-1.jpg
olympus pen-f 60mm

睡唱群島1976年、塚本邦雄56歳のときの歌集、約翰傅偽書2001年、塚本邦雄最後の歌集です。
若いころに戻りたいという気持ちがつのります。
歳をとるのがこわいなあ。

虚妄の証

ときどきは神様を信じます。手を合わせてお願いもします。20才に戻してくださいとか。

01LR-M5234704-Edit-1.jpg
olympus e-m5mk3 17mm
02LR-M5234721-Edit-2-1.jpg
olympus e-m5mk3 17mm

神様にお酒はつきものです。
03LR-PF234396-Edit-1.jpg
olympus pen-f 60mm

いつも朝は時計代わりにテレビがついています。ときどき、ビックリします。
NHKの朝の情報番組で、女性アナウンサーが番組のツイッターへのツイートを無邪気に読み上げています。
『コロナに感染して周りの目に耐えきれず引越ししたというウワサ・・・』

こんなことするからマスコミはだめなんだ、と腹が立ちました。
テレビの馬鹿!
エビデンス!

 屋根に干しし黑き毛布はひるがへり<虛妄(いつはり)の證(あかし)をたつることなかれ>   (塚本邦雄:日本人靈歌)

先日の野暮用で会った知り合いが、うわさにされた家近くに住んでいて、「昼間は洗濯物が干してあるし、夜は電気がついているから、まったくのフェイク」と言ってました。そんなものだろうと思いました。