城のある町

次つぎ止まるひまなしにつくつく法師が鳴いた。
ササササと日が翳る。風景の顔色が見る見る変わってゆく。
なにかある。ほんとうになにかがそこにある。と言ってその気持を口に出せば、もう空ぞらしいものになってしまう。
たとえばそれを故のない淡い憧憬と言ったふうの気持、と名づけてみようか。
今、空は悲しいまで晴れてゐた。

梶井基次郎「城のある町にて」の一節です。
そのモデルとなった地が松阪だそうです。

松阪にて。
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わたしは楽天家です

先日の迷子中にとった写真です。(場所はご近所の鼓ケ浦海岸。)

「ここは何処? わたしは誰?」の状態で、
目標を見失って不安はあるものの着かなければならない目標が消えて、かえって写真に専念できたような気もします。

歳をとって方向感覚が鈍っても結果オーライだから迷子バンザイです。
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久しき危機 ~ じじカフェ系

激しく降っていた雨が小ぶりになったので松阪市へ出かけました。(残念なことに独りで)

テレビで「ふるカフェ系ハルさんの休日」という番組を見て、これにのっかろうというミーハー精神です。
松阪に「しろまちカフェ」という民家を改装した喫茶店があると聞き、雨ならお客さんも少ないだろうと出かけていきましたが、ご主人の話では、来客数は天気に無関係だそうです。

ランチ美味しかったです。(おねだんもリーズナブル)

やっぱりお客さんは私以外は女性グループばかりでした。
次回はランチタイムを外していこうと思います。

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「ハルさんの休日」などEテレの番組をときどき見ています。「日本語であそぼう」とか「デザインあ」とか「おとなの一休さん」とか。
わたしの精神衛生上毒のようなテレビ番組が多い中で、Eテレを見ていると心おだやかですごせるのです。

 久しき危機まひるめし屋に人充ちて視入る墓石のごときテレヴィに  (塚本邦雄)

上がってくる気配

階段はすきです。下りより上りがすきです。(上りも下りも同じですが)

河口付近の堤防にある階段です。
河から何かが上がってくるような気がしました。(海底人何々?)

階段でカメが甲羅干ししてました。
まるで何かの番人のように。
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こちら岸では魚がひなたぼっこ中でした。
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NOCTICRON

坂道も好きです。

よく言いました。アホとケムリは高いとこ上る。
上り階段や上り坂がすきな私はまぎれもないアホです。

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迷子

きのうは予定していた撮影がキャンセルされたので、朝からひとりで近所の海へ出かけました。
一昨日の寄り道に味をしめたのですが、神様の警告を無視したので、少しだけバチが当たりました。
道に迷いました。

「注意力不足」で駅から海までの案内板を見落とし、
「判断力不足」で海へ向かう角が分からず、
「決断力不足」で迷った後も戻らずに歩き続けて、とうとう一駅分歩き続けてしまいました。

ようやく海岸へ出たら、花火大会の準備中で、また大きく迂回させられました。
それでも何枚か撮って、少女趣味のように貝殻をひろいながら、また一駅分を歩きました。

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花火大会の会場は準備中だよ DP0Q

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脳は老化が進行しているけど脚はまだ元気ということでしょうか。「徘徊」が不安です。