きのういただいた泉鏡花の評論をまとめた本をせっせと読んでいる、というよりたどたどしく読んでいます。
鏡花そのものをほとんど読んでなくて、「天守物語」ぐらいです。まずはその原点からたどるのでちっとも前進しません。
とはいえ、いただいた本の評論文の文体がキラキラとして文字をたどるだけでも楽しい。

塚本邦雄
 鏡店すぎゆくわれを滅裂にうつし鏡の墓光(て)りかへる
 秋風の心をうつす鏡石この清ら石まだ戀知らず
 天才には遂にし及かず紅葉をきらきらと泥の上(へ)に撒きちらす

東近江市ゆずり尾。
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11月も半分済んでしまい今年も残り少なくなって、自分の寿命が短くなったようでちょっと寂しい感じです。
ニュースや他の方のブログで見るイルミネーションの映像が美しくて自分も撮ってみたいなあと思うのですが、おいそれとは出かけられません。

それにきょうは朝から雨ふりで空はどんより、わたしの頭はぼんやり。
こんなときは回想法で。

 霜月の光とぼしく旅行くと模糊たりいま一つのわがいのち  (塚本邦雄)

大和民俗公園。
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うれしい事に、
畏敬する先輩が本を出したと聞いて、立場もわきまえずに図々しくおねだりしたら、
気を利かせて送ってくれました。

でも、中身が高尚で噛みついた歯が折れそうです。(涙)
もしかして、時間をかけて噛みくだけばわたしの脳はかなり改善が期待できるかもしれませんが、
その前に爆発するかも。

帯の清水信先生の言葉もわたしには大切な文です。

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今朝はことさら寒く感じました。

 霜月は夜寒朝寒(よさむあささむ)かはたれに舞ふ巫女(かんなぎ)の緋の袴さへ  (塚本邦雄)
   毎日新聞社「新歌枕東西百景」のなかの神奈川県高座郡寒川(さむかわ)町を読んだ歌だそうです。
   巫女さんが出てくるのは寒川町に相模一の宮があるからでしょうか。

東近江市奥永源寺あたりで。
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悪戯の報告

いぬ年の準備を考えるのですが、年賀状の絵がなかなかできません。
毎年干支の人形とカメラの組合せなのですが構想が浮かばないのはきっと頭が衰えているせいでしょう。

やけっぱちでやった悪戯の報告を。
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わが飼へる犬が卑しき耳垂れて眠りをり誰からも愛さるるな  (塚本邦雄)

愚かなりしきのふ

日曜日を終わらせてしまう月曜日がきらいですが、日曜日から一番はなれている水曜日は二番目にきらいです。
毎日が日曜日の生活をしていても、やっぱり日曜日は特別です。テレビだって特別番組になってますから。

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 愚かなりしきのふのわれを言はざれば皎(かう)とし荒るる花薄原  (塚本邦雄)

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