どこか明るく

 興聖寺は現役のお寺なので手入れも行き届いてチリ一つありません。「チンダル現象」で光の射している光路が見えるほどに、ほこりだらけのわが家とは雲泥の差です。
 今日は、庫裡の廊下や僧堂の三和土(たたき)の写真で。
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主役は光。光が廊下を清掃している。 M.ZUIKO 25mm F1.2

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右に並ぶのは座禅用の座布団。昼寝用のマクラではありません。 M.ZUIKO 25mm F1.2

塚本邦雄
 夜更け地のどこか明るく風邪の子のしめりたる掌(て)に肉桂匂ふ   (装飾樂句)

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金色につつまれる時間まで。 M.ZUIKO 25mm F1.2

 目がかゆいので花粉症なのだと思いますが、寒気がするのは何故でしょう。鼻水も止まりません。

 きょう読んだ本に石川直樹の言葉がのってました。
 「やっぱり自分の美意識で四角に切り取ると、自分の美意識で切り取った狭い世界しか写らない気がするんですよ。・・・(略)・・・自分が撮るというより、向こうから投げられてくるボールをカメラをグローブのようにしてキャッチしたい。キーパーがボールを取っていくように、世界を受け止めたいんです。」(小林紀晴「写真と生活」 リブロアルテ)
 「世界」という語に石川らしさが表れているように感じました。