Age of Pen

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熟睡の

塚本邦雄
ちちははの熟睡の髪ふれあへり とほき旱りの森のごとしも   (水銀傳説)
(塚本邦雄の短歌は写真と無関係です。塚本邦雄を尊敬していますが、引用した歌はブログの護符かお守りのつもりです。)

なおぶらぶらぶら。
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なにかが起こるような気がして。 M.ZUIKO 25mm F1.2

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音は記憶の底だけに。 NOCTICRON 42.5mm F1.2

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古くても隙はない。 M.ZUIKO 25mm F1.2

 昨日の「光る針魚(さより)頭(づ)より食ふ、父めとらざりせばさはやかにわれ莫(な)し」は五七五七七に合わないし、前半と後半がどのようにつながるのか全くわかりませんが、同じ歌集の巻頭が「燻製卵はるけき火事の香にみちて母がわれ生みたること恕(ゆる)す」という歌だそうで、ひとつの歌集の中で父と母の扱いはだいぶん差があるように感じます。
 卵が母性の象徴であるように針魚は父性の象徴ということでしょうか。おなじ歌集の中に、「婚姻の父母のそのかみ淡つけく雪はふる酸化鐡板の間(あひ)」という歌も見つけました。