塚本邦雄
立春の夜はうすずみの山川(やまがはわ)に酢の香走れりわがみどりごよ   (芒彩集)
(塚本邦雄の短歌は写真と無関係です。塚本邦雄を尊敬していますが、引用した歌はブログの護符かお守りのつもりです。)

まだ政所(東近江市)。
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寒さゆるめば。 M.ZUIKO 25mm F1.2

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そなえは十分。 M.ZUIKO 25mm F1.2

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音もないところ。 M.ZUIKO 25mm F1.2

 塚本邦雄には山川呉服店シリーズともいうべき一連の歌があるそうで、このブログで引用した歌にも、
  いふほどもなき夕映にあしひきの山川呉服店かがやきつ
  靑嵐ばさと商店街地圖に山川呉服店消し去らる
  あさもよし紀州新報第五面山川呉服店密葬
  先代の背後霊レジ引受けてブティック山川のみせびらき
  塋域に白雨 山川呉服店累代の墓碑何ぞしたたる
とまだまだあるのですが、きょうの「山川」は呉服店ではなさそうです。
 立春の夜と酢の香とみどりごがそれぞれ唐突で、イメージをつくることさえできませんが、
 春の夜 → 夜はうすずみ → うすずみの山川 → 山川に酢 → 酢の香 → 香走れり → 走れりわがみどりご
と連想ゲームにして区切りを入れるとかろうじてイメージをもてるような感じがします。それでもわたしには解釈不能なのですが。

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