さびしさの極

塚本邦雄
いつまでも老いざる父がぬばたまの老人會より除名されつ   (黄金律)
星ヶ谷村百八番地、元右翼老い放題に老いてうつくし   ( 〃 )
放蕩にあくがれつつを秋暮れて梨くさるさびしさの極み   ( 〃 )
(塚本邦雄の短歌は写真と無関係です。塚本邦雄を尊敬していますが、引用した歌はブログの護符かお守りのつもりです。)

なおなお大和長谷寺。
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M.ZUIKO 25mm F1.2
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SUMMILUX 15mm F1.7
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M.ZUIKO 25mm F1.2
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M.ZUIKO 25mm F1.2

きょうの一首目は「ぬばたま」(ヒオウギの実)が季語で季節が合わないかもしれませんが、いつまでも老いざる=髪が黒い(ぬばたまは黒や髪の枕詞)というイメージを重ねているのだろうと思いました。
二首目の老いがうつくしというのが、たとえ反語的表現であっても、わたしの願望を代弁してくれているように感じて使いたかったのです。
三首目ではわたしの本音を言われてしまいました。