Age of Pen

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男一匹こぼれおち

塚本邦雄
道明寺驛のこがらし香具師風(やしふう)の男一匹こぼれおちたり   (黄金律)
(塚本邦雄の短歌は写真と無関係です。塚本邦雄を尊敬していますが、引用した歌はブログの護符かお守りのつもりです。)

なおも大和長谷寺。
同じような写真ばかりで悲しくなりますが、自分はイソップのカメのほうだと信じてコツコツ撮っているものの、脳の活性化の必要を痛感してます。
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NOCTICRON 42.5mm F1.2
02LR6-_F038052-1.jpg
M.ZUIKO 25mm F1.2
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M.ZUIKO 25mm F1.2
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NOCTICRON 42.5mm F1.2

脳の活性化のために好きな写真家の写真をながめていますが、その写真を見ながら自分の青春時代をふりかえっているようでは、何のことはない、回想法の一種になってしまっているのかもしれません。
細江英公が舞踏家の土方巽を撮った「かまいたち」の写真を見たのは中3か高1のときだったと思うのですが、見たときの鮮烈な印象はいまも鮮やかです。
かまいたちより以前に、こっそりのそいた親父の本棚で細江英公のヌードを土門拳のヌードといっしょに見た覚えがあるのですが、「フーン」という印象しか残っていません。
かまいたちという言葉もそのとき初めて知ったのではなかったか、舞踏家という人種が現代日本にほんとうに存在していることもそのとき初めて知ったのではなかったか、と思うのです。
やっぱり回想法になっています。これではカメにもなれそうにありません。