りんりんと

塚本邦雄
りんりんと齒の根は痛む夢の底濃きたそがれにとどくばかり   (閑雅空間)
(塚本邦雄の短歌は写真と無関係です。塚本邦雄を尊敬していますが、引用した歌はブログの護符かお守りのつもりです。)

ヒガンバナの写真にもどる前に、半田赤レンガ建物で。
 赤レンガでは、村井修写真展が開かれていました。入口付近にゴッセンかウエストン(?)の反射式露出計や小さなビューカメラがおいてありましたが、エイト・バイ・テンの大きいのを想像していたわたしは肩透かしをくらった感じでした。モノクロームの端正で諧調豊かな写真は、RCを撮っていても、「日本的」な抒情性を身にまとっていました。
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M.ZUIKO 17mm F1.8
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M.ZUIKO 17mm F1.8
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M.ZUIKO 17mm F1.8
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M.ZUIKO 17mm F1.8
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M.ZUIKO 17mm F1.8

『りんりん』という言葉は覚えがありました。中学生のころ国語の授業で、三好達治の「乳母車」という詩を読みました。

 (略)
 母よ 私の乳母車を押せ
 泣きぬれる夕陽にむかつて
 りんりんと私の乳母車を押せ

あのときの記憶はあざやかに残っています。

 私的な理由でブログのコメント欄を閉じて半月がたちましたが、ブログを続けていく意欲だけでなく写真を撮る意欲まで低下するのを感じて、”拍手”ボタンを設定することにしました。
”Age of Pen”をご訪問いただいている皆様にはこれからもよろしくお願いいたします。