塚本邦雄
時閒てふ沼のさざなみ靑年は戀のはじめにして老い兆す   (されど遊星)

今日は彦根へ。
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NOKTON 25mm F0.95
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M.ZUIKO 75mm F1.8
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NOCTICRON 42.5mm F1.2
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TOKINA Reflex 300mm F6.3

一枚目は彦根城址で、
二枚目は芹川河岸で、
三枚目は善利(せり)組足軽組屋敷の一角で、
四枚目は城から望んだ琵琶湖です。写っている島は多景島というそうです。

今日の塚本邦雄の歌、
『時閒てふ沼のさざなみ靑年は戀のはじめにして老い兆す』を、
 青年も恋に落ちると、躊躇したり疑心に惑わされたり、若者らしい決断力が鈍り思い切りが悪くなって、老人のようになってしまう。こうして時間の波がわずかずつ進んで老いていくのだ。
と読むと、彼らしくもなく、当たり前の常識的な話でしかありません。
言葉を裏返しにして、
 老人は恋の終わりに若返る。時間のさざ波はこちらへ進んでいるように見えて実は向こうへ戻っていく。時間の沼は時間の波に満たされ、そこに浮かぶ船は前へも進まず後ろへも戻らず、青年は老い、老人は若返る。
と読んでみたいのは、私の年齢のせいでしょうか。

コメント 2

pithecantroupus  2016, 06. 15 (Wed) 10:29

Re: タイトルなし

carmencさん、ありがとうございます。
「 たしかに老いてからの恋は若返ります!」でお年を想像してしまいます。ご経験がおありでしょうか。
さいごの琵琶湖の写真に写っているのは「えり漁」という琵琶湖の名物漁法だそうです。
アミでつくった迷路に魚が迷って出られなくなるとか。かわいそうな魚さんです。

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carmenc  2016, 06. 15 (Wed) 08:18

2枚目は何か燃えるような… 萌える?情熱かな
3枚目、いいですね〜
斬新で若々しい。
手前の余白がフレッシュで、スゴくいい〜
ラストは水面に真ん中の点々と並んでるのが
穏やかで深い何かを感じます
何かは分からないですけど…
たしかに老いてからの恋は若返ります!

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