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六月の蒼

塚本邦雄
六月の蒼き雁來紅(かまつか)十四本歌はむにはや歌ぞ亡びし   (天變の書)

ご近所の山林に咲くささゆりを撮りに行きました。
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SUMMILUX 15mm F1.7
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SUMMILUX 15mm F1.7
3LR6-_N650A (27)-1
M.ZUIKO 75mm F1.8

きのうの塚本邦雄『子を生(な)しし非業のはての夕映えに草食獸の父の齒白き』について、
彼の歌の著名な研究者である文学博士は、
「本心はどうあれ、歌人・塚本邦雄は、子を作るのは運が悪い(非業)と吐き捨てる」、
「非業の死という言葉を逆転させて、・・・生きることは非業だと言っている」、
「草食獣の父の歯白きの裏側には、肉食獣の母の歯赤きという表現が貼り付けてある」
云々と解説しています。
なるほどなあと解説を読みつつ、そんなに重い内容だろうかとも感じます。
「子を生む」のは母親です。父親は何もしていないという意味を「非業」という言葉に込めただけではないかと感じるのです。
何も働いていない父親は、出血もせず、喜びに笑っているだけです。
さらに加えれば、業と同じ音の行に置き換えれば、子をなしたのは非行のはてです。
そんな妄想をふらませていました。

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