塚本邦雄
食卓に霧たちこめつ肉欲の核秘めしくろきくるみを割るも   (綠色研究)
けふの陽のまた昇るなる諦めとよろこびの窓をよぎりゆく雲   (歌誌『靑樫』四号 L氏のための二十行詩)

揚輝荘。
1LR6-_F656549-1.jpg
天窓 KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8
2LR6-_F656558-1.jpg
二階への吹抜け KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8
3LR6-_F656599-2.jpg
玄関 KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8
4LR6-_F656567-2.jpg
食堂 KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8

きのう今日の塚本邦雄の歌は、
第五歌集「緑色研究」(1965年)の中の『国王Lと哲学者Nによせる脚韻二十行詩』と
同人誌「青樫」四号(1951年)の中の『L氏のための二十行詩』から引用しました。
この二者の間にはよく似た歌がふくまれています。
 こばみあふ心と肉よ一まいの彩硝子火のいろあせゆきぬ (綠色研究)
 しのびよる御手と夕やみ、朱き繪の硝子窓いま色あせゆきぬ (靑樫四号)
 食卓に霧たちこめつ肉欲の核秘めしくろきくるみを割るも (綠色研究)
 食卓にたちこめる霧、ちちははにかくれてきみと胡桃を割るも (靑樫四号)
Lはルートヴィヒ、Nはニーチェだそうです。

コメント 2

pithecantroupus  2016, 06. 01 (Wed) 23:53

Re: タイトルなし

carmencさん、ありがとうございます。
アーキテクチュアは撮っていて飽きません。
すでにそれ自身が完結した美しさをもっているので
どうとってもさまになるようで、わたしのような者には都合がいいようです。

編集 | 返信 |  

carmenc  2016, 06. 01 (Wed) 22:23

手摺など装飾された建材が美しい
全てがそれぞれ違うデザインで凝ってますね

最後のカーテンがどれほど美しいのか閉じたカーテンを見てみたいです
窓?ドア?は見事です
蝶番でさえ美しい
窓の外の緑も!

編集 | 返信 |  

新着記事一覧