日日あり

塚本邦雄
栃の花雨夜ににほひ大伯父の玩具蒐集癖死ぬるまで   (豹變)
人刺すすべ教へられつつ少年の日日ありきけぶりたつ松の花   ( 〃 )

四谷千枚田。
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M.ZUIKO 75mm F1.8
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M.ZUIKO 75mm F1.8
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NOKTON 25mm F0.95
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M.ZUIKO 75mm F1.8

きのうの塚本邦雄の『初夏愕然として心にはわが祖國すでに無し。このおびただしき蛾』を読んだとき、
『わが』の位置に違和感がありました。
わが心に祖国なし、というのが普通じゃないかと感じます。

わが祖国が心にない、というときこの心は誰の心でしょうか。
塚本邦雄はたぶん日常風景を読んだだけでしょうが、勝手に深読みすると

かつて世界の中心にあると教えられたわが祖国は、五月になって、連合国に敗れてなくなってしまった。誘蛾灯に集まる蛾のように人々をひきつけてきた祖国も、誘蛾灯と同様に、その中心は光という、実態を持たないものが満ちた空白だった。

ナチスが降伏したのは五月八日でした。

コメント

Re: タイトルなし

carmencさん、ありがとうございます。
体調がはやくもとに戻ることを祈っています。

いい写真ですね〜
3枚目と4枚目が新緑の美しい大きな樹木、桜でしょうか?
真ん中に配置して面白いですよね〜。
それとチョロチョロ新芽が生えてる伐採後の木が棚田を見下ろしてるような斜めにドンって斬新な絵ですね! 
感性が豊かですよね。
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