塚本邦雄の『日本人靈歌』中、最終章「死せるバルバラ」より
冬苺積みたる貨車は遠ざかり<Oh! Barbara quelle connerie guerre>
みつめつつわがこころ羞(やさ)しも晩年のルオーの繪の深傷(ふかで)なすくれなゐ   ( 〃 )
冬の堅果(けんくわ)のごとき老年われは欲りここに黑き繪のフレンチ・カンカン   ( 〃 )
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NOCTICRON 42.5mm F1.2
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M.ZUIKO 75mm F1.8
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KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8
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M.ZUIKO 75mm F1.8

「バルバラ」はジャック・プレヴェールの詩で、シャンソンになっています。
(シャンソン「枯葉」もプレヴェールだそうです。)
楠見朋彦「塚本邦雄の青春」(ウェッジ文庫)では、プレヴェールの詩の一部分を次のように紹介しています。
  ああ バルバラ
  ブレストは昔と同じに
  ひっきりなしの雨降りだけど
  もう昔とおなじでない すべてそこなわれ
  荒れはてておそろしい葬式(とむらい)の雨
     (小笠原豊樹訳、「虹彩(イリス)と蝸牛殻(コクレア) 映畫とシャンソン」より)
テロルに抗議し、亡くなられた人々を悼み、傷ついた人々の回復を願っています。われわれもパリ市民です。

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