塚本邦雄
殺したい奴が三人ゐて愉しとりかぶと群靑の十月   (黄金律)
知己を探さむと獣園にきたりけり秋の駱駝のさびしき笑ひ   ( 〃 )
銀杏(ぎんなん)煮つつあるゆふつかたむらむらと西行傳の美辭數十行(すじふぎやう)   ( 〃 )

なお京都。
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M.ZUIKO 17mm F1.8
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NOKTON 25mm F0.95
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NOKTON 25mm F0.95
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NOCTICRON 42.5mm F1.2

きのうの塚本邦雄『黄昏楽』引用のつづきです。
 「・・・・私の選択は一見刻薄をきはめる。傑作一篇のためには、他の諸作はもとより、その作者すら殺してもよい。否、むしろ作者はそれに殉じるのだ。ただ、 一篇と生涯のつりあふほどの絶唱、代表作は稀有である。にも拘らず、作家はそれを幻覚しつづけて果てるのみであらう。幻覚が現実となつた時さへ、その多くは若書の佳篇を、悪み否み、葬りたいと希ふ例も少からずあるのだ。そしてその時、作品はすでに作者の私有物ではなくなつてゐる。・・・・」

読んでいて、わたしの心に残るような代表作を残した写真家のことを、かれらの写真と一緒に思い起こしました。

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