塚本邦雄
姉は細りつつ「さごろも」を読み飽かず鬼籍に一時預けの日傘  (歌人)
みじかき夏そのみじか夜のあかつきに顕(た)ちくる言(こと)ひとつ 「葱花輦(そうかれん)」  (豹變)
炎天ひややかにしづまりつ終(つひ)の日はかならず紐育にも❢爆  (汨羅變)

「やまゆりの里」といわれている三重県松阪市の嬉野小原町宇気郷(うきざと)地区です。
残念ながらやまゆりは終わってしまっていて、名残りを写真におさめただけでした。
2-LR5__M523916-7.jpg
NOCTICRON 42.5mm F1.2
1-LR5__M523950-7.jpg.
M.ZUIKO 75mm F1.8
3-LR5__M524144-7.jpg
M.ZUIKO 75mm F1.8

塚本邦雄は伏せ字を経験した世代です。
『炎天ひややかにしづまりつ終(つひ)の日はかならず紐育にも❢爆』の❢は、何という字の伏せ字なのでしょうか。
原爆とするのが一番意図に合っているような気がしますが、水爆でも空爆でも入ります。
現象だけみて9.11の予言を連想をするのは、大きく意図からずれていくように思います。
❢はきのこ雲にも似ているのですが、けしからんものを伏せ字にしたのは戦前だけでなく、戦後も男女のシンボルをマジックで黒塗りする行為はまだ展覧会のニュースなどに見られます。
❢のかわりに「水」という女性の股間に似た形の字をおけば、❢は精液の滴りということにもなりそうです。
「原爆」なら「原」ではなく「爆」のほうを伏せ字にするのではないかという疑問が残るので、こんなことを考えてしまいます。
もっとも、この歌を読むときは、つい『ニューヨークにもボム』と読んでしまいます。
ありえない読み方だけれども。

コメント 1

pithecantroupus  2015, 08. 05 (Wed) 08:08

Re: タイトルなし

潤一さんコメントありがとうございます。
「胡桃の徒然日記」の次の更新を楽しみにして待っています。
よい休暇をおいのりしています。

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