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冬に入るべし

塚本邦雄
イエスの代價(あたひ)銀二十枚われの齒の幾枚か缺けて冬に入るべし  (装飾樂句)
愛は見えねども雪歇(や)みし方寸の天窓に満ちこの昼の紺  (靑き菊の主題)
死に代へむ愛あらば 否みづのうへにこゑまよふ傷寒(しやうかん)の鶺鴒(せきれい)  (感幻樂)

清滝寺徳源院にもどって。
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