塚本邦雄
芒原(すすきはら)足音消してあゆみをり二十一世紀まであゆみつづけむ  (黄金律)
ほろびつつ生きむわれらに綠靑の霜降るごとし那智のかなかな  (されど遊星)
かすみつつ蜩(かなかな)の天(そら) 殺靑(さつせい)のことばはこゑのかぎりを生きよ  (蒼鬱境)

21世紀にはなりましたが、まだ歩きやまず。石榑(いしぐれ)峠。
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『蜩(ひぐらし)というのはこの世に未練を残しながら死んでしまった人の声だという。気にかかりながらもどうすることもできなかった人のもとへ、蜩となって鳴きに来るそうだ。だから同じとき同じ場所で聞いているにもかかわらず、人それぞれに鳴く蜩の数は違うらしい。』
と、森繁久彌の朗読によるラジオドラマ「蜩の宴」(東理夫(ひがしみちお)作、1983年8月放送)の一節です。
youtubeで聴きました。


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