Age of Pen

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ここ過ぎて煉獄の秋

塚本邦雄
九歳の恋こそ終れひとづまにみせばや一鉢を餞(おく)られて  (花劇)
自転車になびく長髪熾天使(してんし)らここ過ぎて煉獄の秋を指す  (星餐図)
まをとめの鈴蟲飼ふはひる月のひるがほの上(へ)にあるよりあはれ  (感幻樂)

名古屋「文化のみち」。
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染谷學・大西みつぐ・築地仁『「写真」のはなし』を読んで、思いついて、私の最初の写真の教科書を取り出してきました。

1968年12月発行の「美術手帳」写真特集。¥300。
もう綴り糸が切れてボロボロ。
16歳で買って、何度も何度も開いた本。
小さな写真が400枚以上あって、いつ見ても見あきることがなかった。
ひとつひとつの写真にはタイトル名も写真家名もつけずに、大きなテーマのもとに、
A5版の雑誌に、1ページ4~6枚の写真だけを並べてあります。
写真の教科書とはいうものの、撮影データはもちろん、技術的な話はいっさいなし。
エドワード・スタイケンが企画した展覧会「ザ・ファミリー・オブ・マン」のやり方で、現代的なテーマの誌上展をやっているような感じです。
今になってみると、「プロヴォーク」を始めたばかりの中平卓馬が出てくる座談会が面白い。まだ森山大道が参加していない時点での対話で、当時の空気のようなものを思い出します。
載っている写真にあこがれて、試行錯誤を繰り返しました。

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