Age of Pen

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変化(へげ)けぶりの

塚本邦雄
大王馬陸(だいおうやすで)奔りさりたるのみ 華燭百あるよその夏のゆふぐれ  (歌人)
驟雨やまざるままに花街(くわがい)をもとほれる青年印度孔雀のごとし  ( 〃 )

昨日TVで「与謝蕪村 俳句と絵画を極める」という番組を見ていたら、島原の「角屋」を重要な舞台としてお話が展開していたので、ちょっと角屋に戻って。
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OLYMPUS E-M5 M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6 ISO 400
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OLYMPUS E-M5 M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6 ISO 250
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OLYMPUS E-P5 Voigtlander Nokton 25mm f0.95 ISO 100
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OLYMPUS E-M5 M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6 ISO 250

番組を楽しく見ていたけれど、最後まで、文が添え物で絵が主役。俳句しか取り上げないから蕪村のスケールが出なかったように思いました。そこで好きな蕪村をひとつ引用して溜飲を下げようか。

君あしたに去ぬゆふべのこゝろ千々(ちゞ)に
何(なん)ぞはるかなる
君をおもふて岡のべに行(ゆき)つ遊ぶ
をかのべ何ぞかくかなしき
蒲公(たんぽぽ)の黄(き)に薺(なづな)のしろう咲(さき)たる
見る人ぞなき
雉子(きぎす)のあるかひたなきに鳴(なく)を聞(きけ)ば
友ありき河をへだてゝ住(すみ)にき
へげのけぶりのはと打(うち)ちれば西吹風(にしふくかぜ)の
はげしくて小竹原(をざさはら)眞(ま)すげはら
のがるべきかたぞなき
友ありき河をへだてゝ住にきけふは
ほろゝともなかぬ
君あしたに去ぬゆふべのこゝろ千々に
何ぞはるかなる
我庵(わがいほ)のあみだ仏ともし火もものせず
花もまいらせずすごすごと彳(たたず)める今宵は
ことにたうとき

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