塚本邦雄
みづうみに水ありし日の戀唄をまことしやかに彈くギタリスト  (水葬物語)
黴雨空(つゆぞら)がずりおちてくる マリアらの眞紅にひらく十指の上に  ( 〃 )
しかもなほ雨、ひとらみな十字架をうつしづかなる釘音きけり  ( 〃 )
淡水の潮とまじはる河渉りたびびとら麦の種子をもとめき  ( 〃 )
渇水期ちかづく湖(うみ)のほとりにて乳房重たくなる少女たち  ( 〃 )
戰爭のたびに砂鐡をしたたらす暗き乳房のために禱るも  ( 〃 )

警官の蹴球金網越しに見てほほゑめる蒼白の犬の牙  (日本人靈歌)

ここは菅浦。「月ノ浦惣庄公事置書」 (岩井三四二、第10回松本清張賞): を読んでから一層魅力を感じるようになった所。
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