おかえりなさい

 ネモフィラのあるメナード青山、続きです。
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野外カフェの庭で。 SUMMILUX 15mm F1.7

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物置小屋の前で。 SUMMILUX 15mm F1.7

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黄色いケシの列らしい。 M.ZUIKO 25mm F1.2

塚本邦雄
 鸚鵡が人の言葉を忘れてしまふからまつすぐ家(うち)へお歸りなさい   (黄金律)

 TVニュースを見て、飼い主の言葉しか発せられない鳥を想像しました。

記憶のそれのみ

 ネモフィラを撮りに行って、違う花撮って名前が分からない繰り返しですが、何でもいいから写真を撮れれば満足です。
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M.ZUIKO 25mm F1.2

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M.ZUIKO 25mm F1.2

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M.ZUIKO 25mm F1.2

塚本邦雄
 百合の木を植ゑし記憶のそれのみに過去(すぎゆき)の一部分明るし   (感幻樂)

明日のわれに逢ふべし

 メナード青山へ行った主目的はこれを撮るためでした。
ネモフィラのお花畑です。
 今回は持参するレンズを重量で選んだので不満な結果でしたが、写真に撮れなかった実物の景色には大満足でした。
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う~ん、花畑に入ってみたい。 M.ZUIKO 75mm F1.8

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記録写真です。  M.ZUIKO 25mm F1.2

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家族連れとアベックばかりでした。 M.ZUIKO 25mm F1.2

 花の種類が違いますが、花という属性は同じなのでまあいいかと、いい加減なものです。
塚本邦雄
 明日(あす)は明日のわれに逢ふべし兩頬をしとど濡らして剪るかきつばた   (感幻樂)

青春は一瞬

 メナード青山のハーブ・ガーデンは、広い敷地にカモミールやラベンダーなどさまざまな草花が植えられていて見飽きることがありませんでした。いつもはこの時期に開花するカモミールが今年は遅れているそうです。
 きょうも名前不詳の花ですが。
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ネギの花に似ているのですが。 SUMMILUX 15mm F1.7

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周りの景色から浮かび上がるように。 M.ZUIKO 75mm F1.8

塚本邦雄
 靑春は一瞬にして髭けむるくちびるの端(は)の茴香(うゐきやう)の oui!   (感幻樂)

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繊細な細工に見とれ。 M.ZUIKO 75mm F1.8

誰にも聞こえぬ声

 きのうのハーブガーデンにはさまざまな花があったのですが、名札を見てこなかったので、鉄線に似たこの花の名前も不詳です。
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花が見下ろしている。 SUMMILUX 15mm F1.7

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見上げれば上下左右は無くなって。 M.ZUIKO 75mm F1.8

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どちらが上でどちらが下か。 M.ZUIKO 75mm F1.8

塚本邦雄
 朴の花中有(ちゆうう)ににほひ夭折の死のきはのこゑたれにも聞えぬ   (汨羅變)

うちにひびかう初夏

 3週間ぶりの撮影にメナード青山リゾート・ハーブガーデンへ行ってきました。
 写真を撮っていると今月初めに傷めた脚の痛みも忘れて夢中でしたが、カメラの設定がほとんど初期化されていたのには困りました。レンズも重いHELIOSやFisheyeは止めて、軽量スタイルで試運転です。

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ハーブガーデンでお茶を。 SUMMILUX 15mm F1.7

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咲くケシははるか。 TOKINA Reflex 300mm F6.3

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4本の木の下で。 M.ZUIKO 75mm F1.8


塚本邦雄
 遁走曲(フーガ)われのうちにひびかふ 初夏(はつなつ)の涸れしプールの底あゆみ來て   (日本人靈歌)

ははは

 明日こそは撮影に出かける予定ですが、きょうはもうストックもないので・・・。津島5月1日。
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KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8

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Helios 85mm f1.5

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NOCTICRON 42.5mm F1.2

塚本邦雄
 おほはははおほちちの邊の揺籃歌(ベルスーズ)フニクリ・フニクラのこゑ霞み   (靑き菊の主題)

♪ オニのパンツは いいパンツー つよいぞー つよいぞー

しびれるばかりの初夏

 暑さもいいかげんにしてほしい一日でしたが、夜になるとさわやかなのは真夏とのちがいでしょうか。
 写真の方はいまだに晩春のままです。
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せめて色だけでも五月。 Helios 85mm f1.5

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ミツマタにあきあきですか。 SUMMILUX 15mm F1.7

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みつまたデルタ。 KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8

 写真が季節に追いつかないので歌の方でつじつまを合わせる厚顔。

塚本邦雄
 靑年が手に穿きて視るスパイクの釘光り痺(しび)るるばかり初夏(はつなつ)   (日本人靈歌)

きのふの空や

 口をつぐんで4月末の美杉村をもういちど。
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谷はミツマタが咲き乱れて。 SUMMILUX 15mm F1.7

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杉林の樹間で。 SUMMILUX 15mm F1.7

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七重八重花は咲けども山吹の。 M.ZUIKO 25mm F1.2

 ミツマタも山吹も春の花だそうですから季節はずれもはなはなだしいと、せめて引用する方は夏の花にして。

塚本邦雄
 花桐のきのふの空や喪の族に   (社内報「またいち」一号 昭和24年8月)
 アマリリス一夜水夫の寝て去りゆき   ( 〃 )

生きいきと

 もう言い訳はしませんが・・・。
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わたしは不審者ではありません。もちろんのぞき魔でも。 Helios 85mm f1.5

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藤まつりに来てこちらを撮っているアマノジャク。 Helios 85mm f1.5

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ピント合わせが間違っているなんて硬い事言わずに。 Helios 85mm f1.5

塚本邦雄
 生きいきとにくみあひつつ夏近くなりぬ伽羅蕗(きやらぶき)食ふ家族たち   (日本人靈歌)

憶ふこころ

 重箱の隅をつつき過ぎて穴を開けて。
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フレアが多すぎますが、重箱の隅ですから。 Helios 85mm f1.5

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シャッターボタンを押しただけですが、重箱の隅ですから。 NOCTICRON 42.5mm F1.2

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色温度が変ですが、重箱の・・・。 KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8

塚本邦雄
 胡蝶花(しやが)みだれ伏すにはたづみ過ぎむとし一刹那國を憶ふこころ   (黄金律)

劣れる我

 5月は一日に津島で撮ったきりなので、きょうは4月末の写真でお茶を濁すことにして。
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新しい芽吹きがまぶし。 Helios 85mm f1.5

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花壇でもなく植えられているのが美しく。 M.ZUIKO 25mm F1.2

塚本邦雄
 神々に劣れる我が情なくアネモネ畑をはだしで飛び出す   (歌誌『木槿』1947 4月)

つかのまの猶予

 けじめのない藤の花ももうストックもなくなり、今日は重箱の隅からです。さて明日からはどうしようと思案しても、いつも行き当たりばったりですので、明日になればなんとかなるさと楽天的に考えて今日の更新。
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重箱の隅からつついて出して。 KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8

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反対側の重箱の隅から。 KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8

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標本も必要。 NOCTICRON 42.5mm F1.2

塚本邦雄
 新綠の世のことごとくきらめかず新郎つかのまの猶予乞う   (歌人)
 祝婚歌成らざるままに夏明けてすさまじきうぐひすのみささぎ   (豹變)

 こっそり自己満足の一枚も追加して。
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どこが面白いと聞かれても困るけど。 NOKTON 17.5mm F0.95

惜敗せり

 そろそろ見飽きたかも、藤の花。なお津島。
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一緒に見上げたい、カメラを構えたおっさんとではなく。 KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8

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下を見ればうらやましいから上を見る。 KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8

 夏場所が明日からはじまるので。
塚本邦雄
 はつなつの夜の草相撲小結の瑠璃生(るりお)混血にて惜敗せり   (歌人)

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輝いてます。 NOKTON 17.5mm F0.95

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このうす汚れ感はわたしのもの。 NOKTON 17.5mm F0.95

 塚本邦雄の短歌にたびたび「混血」が出てきますが、いずれも社会的差別感を伴った単語と意識されていると思います。本人に差別感はないのですが、とくに戦争直後のあからさまな差別意識を踏まえて使われていると感じるのです。
 そのうえで、かれはこの言葉に「優越性」を付加しようとしているのではないかという気がします。普遍性や平等感ではなくて優越です。かれはそこにひとりの人間と国との関係の先進性、ありまほしき未来の姿をみているように感じるのです。

生誕より死へ

 気分転換は個人主義の行為。
 と自覚するのですが、藤の写真ばかりつづくと自分自身が飽きてしまってRAW処理がいい加減になってしまうので。
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わたしは空隙恐怖症。 NOKTON 17.5mm F0.95

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玄関はイタリック体。 Helios 85mm f1.5

 玄関が傾いている写真はレンズのせいではなく、実際の建物が歪んでいました。でも、一瞬、自分の姿勢が傾いていると思ってしまいました。
塚本邦雄
 生誕より死へ 新綠の傾斜字体(イタリック)一樹濡れ立つ樅のわかもの   (綠色研究)

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藤のみが残り。 NOKTON 17.5mm F0.95

おまけも一枚。
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記念写真。 Helios 85mm f1.5