めぐる齡の影

きのうの「勇気の雑草」第二弾です。
ほんとうはジャーマンアイリスを枯れたまま放ったらかしにしているだけ。(汗)
こんな状態で今年もちゃんと咲いてくれるかなあ。少し心配です。

塚本邦雄は枯れヨモギを集めて、
 枯葎(かれむぐら)霜にきらへりゆるやかにわが身をめぐる齡(よはひ)の影は
 總領息子總領息子を得て枯葎吹きまくらるるまひるの光
 沈淪の夕映しばし來し方に金粉散らす枯葎あり

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E-M5mk2 50mm

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E-M5mk2 50mm

ネットサーフィンしていたら「オリンパスPEN-Fが生産中止」という情報にぶつかりました。
オリンパスのサイトに発表はされてませんが、公式オンラインショップのアウトレットコーナーにPEN-Fが入っていたので、多分確かな情報なんでしょう。
PEN-Fの後継機はうわさもないので、お気に入りだったのに残念です。
最近のミラーレスカメラはペンタプリズムもないのに、一眼レフの形状なのがわたしは不満なのです。
むかしむかし、ニコンFが出てきたときに木村伊兵衛が「隠坊の三角巾」といった美意識はもうどこにも残ってないのでしょうか。

勇気の雑草

先日は、庭の中で見映えのいいツバキだけをこっそり撮りましたが、
さて次に何を撮ろうかと見回すともう「雑草」だけでした。

きょうは『勇気の雑草』でいくことに。(汗)

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E-M5mk2 25mm

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E-M5mk2 25mm

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E-M5mk2 25mm

 聽かねどもバッハ「旅行く最愛の兄に寄す」てふ 雨の草市  (塚本邦雄)

昨日は、『老司祭過ぎにし戀を少年の彈くオルガンの音にやさしみぬ』の「やさしみぬ」に困りました。
いつものとおりネット検索すると古文では、
 ・身も細るほどつらい。消え入りたい。たえがたい。(万葉集)
 ・気恥ずかしい。きまりが悪い。(竹取物語)
 ・しとやかで上品だ。優美。(源氏物語)
 ・けなげ。殊勝だ。(平家物語)
という意味だそうです。

またある短歌のブログには、「優しむ。しみじみとした趣きになる。暖かく思いやる。」と書いてありました。
塚本邦雄があえて平仮名で「やさしみぬ」と書いたのは、仮名の柔らかさを求めたのか、言葉に二重の意味を付加しようとしたのか分かりませんが、『オルガンの音に』の助詞『に』があるので「優」ではないと感じます。

最初の古文の検索結果では、「恥し・優し」と漢字をあてていたので、「やさし恥し」としました。歳をとって言い訳が多くなりました。(笑)

やさし恥し

今日はむかしむかしの写真でお茶をにごすことにして、昨年の12月23日に尾鷲で撮った「熊野古道センター」です。
老人にとって2か月足らず前はほぼ昨日ですから。(笑)

 老司祭過ぎにし戀を少年の彈くオルガンの音にやさしみぬ  (塚本邦雄)

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中庭の池に雲が映ってました PEN-F 17mm

同センターの行事を紹介した展覧会が開催されていて、むかしお世話になった方が講師をつとめてみえたので、記念写真もパチリ。

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PEN-F 17mm