食わさんとするまっ青

ことしの4月に、あの日を忘却しないようにと買った「くまモン」のプラモデルで遊んでます。
クマモトを応援するどころか、私の方が癒されて応援されているような感じです。
「くまモンの秘密」という本まで買ってしまいました。
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M.ZUIKO 25mm F1.2

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TOKINA Reflex 300mm F6.3

引用はアジサイの青とひとつひとつが小さい星のような花にちなんで。

塚本邦雄
 吾妹に食はさむず眞靑の金平糖   (燦爛)

愛人(吾妹)に食わせよう、青酸(シアン=青)入りの金平糖。というところでしょうか。
合理性も倫理感も、一瞬の恍惚の前には意味がないのでしょうね。

わが愛を錘となし

”未練”のつづきを大和郡山で。
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NOKTON 17.5mm F0.95

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KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8

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NOKTON 17.5mm F0.95

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M.ZUIKO 25mm F1.2

もう夏至だそうです。

塚本邦雄
 水(みず)の上に咲くは河骨わが愛を錘(おもり)となして一夜(ひとよ)ただよふ   (翠華帖)

大和郡山の金魚は、かの柳沢吉保の子の吉里が甲府から移ったときに持ち込んだものと聞きました。
そのとき金魚を携えた柳沢家の家臣の名と、忠臣蔵の大石内蔵助の子孫が一度途絶えた後再興されたとき養子を迎えた家の人の名が同じなのに不思議な因縁を感じました。後者はきっと広島藩あたりの人でしょうから別人でしょうが、忠臣蔵における吉保と内蔵助の立場を考えて、面白く思ったのです。

しかずされども

”未練”を軽蔑しつつ断ちがたいので、いまさら6月初旬の写真で。
当然”重箱の隅”写真ですが、面の皮の厚さと心臓に生えている毛のおかげで臆面もなく。
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KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8

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KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8

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KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8

つゆ草(つきくさ)は秋の季語だそうで、梅雨どきなのでつい間違って引用してしまいました。

塚本邦雄
 歌はざるに及かずされどもあかときに一生のつきくさが虛(きよ)の藍   (不變律)

明け方の一本のつゆ草の青い花に感じたはかなさを自分の身にもおよばせてしまった感覚が、未練の写真にすがっている自分を批判されたように感じて。

一瞬に似て

土曜日の仕事のよそ見写真のつづきで、テーマは緑です。
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ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro

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ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro

塚本邦雄
 安樂死の一瞬に似て綠蔭の太極拳ゆるやかにかたぶく   (獻身)

すずしき夏を

もう時期も終りのクチナシですが、匂いだけはまだ強くただよっていました。匂いは写真に撮れないので、崩れかけた花で。
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ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro

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ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro

聖ラザロの記念日が6月なので、
塚本邦雄
 毒舌のすずしき夏を聖ラザロ寺院の鐵の扉のつばさ   (感幻樂)

と言いつつ聖ラザロを知らないので、例のごとく検索して一度死んで生き返った人だと知り、わけもなく力づけられた私はほんとうに単細胞です。