此岸のいくじなし

写真が払底したわたしを哀れに思った友人がご近所の小さな梅園に誘ってくれましたが、残念ながら花はまだまだ先という様子でした。
それでもわずかに咲いた花を見つけて。

枯葉をまとった花を見つけたときはホッとしました。カメラを持ちだした甲斐があったと。
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E-M5mk2 Helios 85mm 1.5

うれしさのあまり、モノクロも。
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E-M5mk2 Helios 85mm 1.5

不安定な形に撮ってしまいました。じぶんの影が入らないようにすることに気をとられて。
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PEN-F M.ZUIKO 17mm 1.2

 梅白し此岸の懦夫(だふ)に彼岸なる破邪淫戒の悪友の上(へ)に  (塚本邦雄)

懦夫(だふ)という言葉を知らずに、検索して臆病な男とかいくじなしの意味だと分かりました。わたしにぴったりだ。

上をむいてあるこう

10日前から写真を撮っていません。まいどのことながら残り物で口をぬぐうことにします。

柱のつくるパースペクティブが気に入らないのですが、尊像のほうは歪んでないのでよしとしました。
でもこの角度を見ているのは居心地がわるいですよね。縦位置でも撮りましたがさらに気持ちが悪い。
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先にお賽銭をあげてから撮りましたよ。
山門を見上げていたら、通りかかった人にじろじろ見られました。ここは織田信長の三男信孝の菩提寺です。
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性をすこし愛す

きょうはネコの日だそうで、
 飼猫をユダと名づけてその昧(くら)き平和の性(さが)をすこし愛すも  (塚本邦雄)

まだ畑の周りをうろうろ。海面のようなビニールハウスのサーフェイスを見飽きることがありませんでした。
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PEN-F NOKTON 25mm 0.95

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PEN-F NOKTON 25mm 0.95

さらばゴヤ

ここも山里の例にもれず高齢者の多い地区のようで、また生活の本拠を別に移して日中は留守という家も多いようです。
そんな村をうろうろしてあちこちのぞき込んではパチリでは、不審者以外の何物でもないと思います。
訪れた日は日中の気温も上がったのですが、朝は寒くて霜柱がしっかり立ってました。

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持ち主の性格が見える PEN-F M.ZUIKO 17mm 1.2

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堅い守り PEN-F M.ZUIKO 17mm 1.2

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生活空間は必然性の美 PEN-F M.ZUIKO 17mm 1.2

 金子兜太氏が亡くなったそうです。これを機会に彼の作品をこれから読んでみようかと思いました。その才能にふれてみたいと思う何人かの一人です。

 さらばゴヤ畫集は焚かむきさらぎの寒冷蕁麻疹消ゆるまで  (塚本邦雄)

草の種子など

きのうが雨水だったそうで、農作業に縁の深いということで、畑仕事をさぼって写真を撮っていては天罰が下るかもしれません。などと言いつつ今日も山里の写真を。

 少年の戀、かさねあふてのひらに光る忘れな草の種子など  (塚本邦雄)

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枯れていたって光り輝くときもある PEN-F NOKTON 25mm 0.95

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軽トラだけが通るわけでないよ PEN-F NOKTON 25mm 0.95

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シイタケはシイの木につくります PEN-F NOKTON 25mm 0.95

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錯綜しているのは私の頭だけではない PEN-F M.ZUIKO 17mm 1.2

木村伊兵衛賞のノミネートが発表されたニュースを見て、みんな女性なのに驚きました。時代遅れの人間は、思わず、「しっかりせんかい、男たち!」と言ってしまいます。